ノルマンディー地方にあるカン(Caen)の街を紹介します。
カンはノルマンディー地方西部の中心都市です。
現在は、ノルマンディー上陸作戦の跡地を訪れる観光客や、カンの大学に通う学生達で賑わっています。
カンには、駅から町を通るトラムが走っており、この通りは6月6日通り(Avenue du 6 juin)と呼ばれています。
これは1944年6月6日から2か月にわたって行われた攻防戦、ノルマンディー上陸作戦に由来します。
この攻防戦により、第2次世界大戦後、町の4分の3が焼き尽くされました。
このような大変な歴史のあるカンですが、今は活気にあふれた町の一つです。
カンの見どころは、Chateau Ducalというお城、男子修道院(Abbaye aux Hommes)、そして女子修道院(Abbaye aux Dames)、平和記念博物館(Le Mémorial de Caen)です。
男子修道院の写真を少しお見せします。
男子修道院は大きく、迫力もあり、見ごたえがあります。1066年に建てられ、ノルマン・ロマネスク様式の代表的な建築物であり、現在は市庁舎となっています。
ちなみに
「トリップ・ア・ラ・モード・カーン」(Tripes à la mode de Caen) と呼ばれる牛の胃袋を煮込んだ名物料理もあります。
フランスでグルメも楽しみたいという方はぜひ挑戦してみてください。