パリ生まれの7つのお菓子 ② Le Paris-Brest(パリ・ブレスト)



パリからブルターニュ地方最果ての地ブレストまでの往復自転車競走が始まった1891年。
コースの沿道であるパリのロングイユ大通りの菓子店メゾン・ラフィットの職人ルイ・デュランさんはこの競技を祝してお菓子を作ることになりました。



美しい港町ブレスト



大会オーガナイザーは彼にちょっと変わったお菓子の開発をお願いしました。そして思いついたのが、自転車の形をかたどった王冠を想起させるフォルムのシュー生地の中にプラリネのペースト(アーモンド風味)が入ったバタークリームを挟むというお菓子「パリ-ブレスト」が完成しました。







現在もなお大会は継続されており世界最古の自転車レースとして日本人で参加される方もいらっしゃるそうです。もちろんお菓子も今に至るまで、人気を博しています。










フランスエクスプレス
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