2014年は「コルド・シュル・シェル」でした。
村の名前を意訳するならば、天空の村、といったところでしょうか。
丘の上に築かれたこの村は、独特な地形のため丘の周囲に雲が起こりやすく、遠目に見たとき、雲の上に浮かぶ村のように見えるから、このように名付けられたと言います。
ただ単に、見晴らしがよいから人気なのか。いや、それだけでもなさそうですよ。
村のそこかしこに見られる中世の面影が、フランス人たちの心にある種の郷愁を呼び起こすのかも。
いや、文化的に共有できるものの少ない外国人にとっても、何百年もの年月を越えてなお残る面影が、何か尊いものとして感じられるのかもしれません。ノルマンディーの世界遺産モンサンミッシェルとも相通ずる神秘性をまとい、そこに生きた人々のロマンを思うと、思わず胸がすくような感じがあるのでは。
今話題となっているこの村、実際に行かないとわからない魅力があるかもしれません。
[4月25日(土)トゥールーズ発]
聖地へと続くミディピレネー地方 コンクなど巡礼地や美しい村を訪ねる旅
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