凱旋門賞の歴史~イタリアの名馬リボー~


競馬ファンの方ならすでにご存知、競馬ファンでなくても耳にしたことがある「ハナ差」や「アタマ差」といった用語。
これは何を表す言葉かご存知ですか?

1着の馬がゴールに到達した時点と他の馬がゴールに到達した時点との差を馬の体を単位として表すことばで「着差」を示しています。
ちなみにハナ差は約20センチ、アタマ差は約40センチ、クビ差は約80センチとなっています。
1馬身が約2.4メートル。またあの長い距離を走ってのこのわずかな着差で勝敗が決まるとなれば、毎回熱い闘いが繰り広げられていることがわかります。

しかし、驚くべき着差で優勝した馬がいます。

1956年の凱旋門賞2連覇の期待を背負って出走したイタリアの名馬「リボー」。
彼が記録した着差はなんと!「6馬身」!!
圧倒的な強さを見せつけたリボーはこの凱旋門賞が引退レースであり、16戦無敗という輝かしい戦績で引退を飾ったのでした。
(凱旋門賞2連覇を成し遂げた歴代4頭目の競走馬としても有名です)

しかも、このリボー、驚くべき着差で優勝したのは凱旋門賞だけではなく、出走、優勝した16レースの着差を合計すると「100馬身」にもなるそうです。
彼の象徴とも言われていた力強く逞しい後ろ脚が生み出した驚異的な記録とも言えます。

様々な伝説の馬が出走する凱旋門賞。
今年はどんな馬がどんな伝説を残してくれるのか楽しみです。
是非注目してください!


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