2015年の凱旋門賞とトレヴの夢。

去年のレースに参加した競走馬の中に、イベントの歴史に名を残そうとしていた馬がいました。2013年と、2014年に凱旋門賞を手にしたトレヴというフランスの馬です。歴史に名を遺すことになったであろう理由は、3連覇を達成しようとしていた馬だったからです。

その年は、予想では、トレヴの優勝可能性が高いものでした。しかし、凱旋門賞の一週間前の天候が、トレヴの競争相手にいい状態をもたらしました。トレヴが8番から出走しますが、メイングループから離れてスタートに着いたそうです。レースは始まり、直線の入り口に着いて、14番ゲートから出発したゴールデンホーン以外は順位が変わらなかったそうです。そしてイギリス出身馬がレースのトップを走っていたサラの後ろに追いつくようになり、馬達が全力疾走のデットヒートを始めました。そして、トレヴがコーナー付近でトップ争いの馬たちに近付きましたが、優勝がゴールデンホーンの手に渡り、結果は4位になりました。