2016年7月17日、第40回世界遺産委員会において、「ル・コルビュジエの建築作品」が世界遺産に登録され、その中には上野にある国立西洋美術館も含まれていましたね!
今回はフランスにあるル・コルビジュエ建築を訪ねるシリーズとしてご紹介いたします。
第1回目は「ラ・ロシュ邸」です。
1923年コルビジュエ初期の建築となる「ラ・ロシュ邸」はパリの高級住宅街16区にそびえています。
兄のアルベール・ジャヌレーとスイス人の友人だったラウル・アルベール・ラ・ロシュの邸宅が立ち並ぶ住宅として使われていました。
ラ・ロシュは自身がコレクションをしていたキュビズム絵画を飾れるような邸宅としてオーダーをしたそうです。現在は兄の邸宅は事務所として、ラ・ロシュの邸宅は一般公開され、内部を見ることができます。
近代建築5原則(水平連続窓/屋上庭園/ピロティ/自由な平面/自由な立面)に則ったコルビジュエ建築を見るにはとてもおすすめの場所です!