さて、ツール・ド・フランス2017の参加チームが決定したのは、先日お伝えしたところです。
出場権が確保されているUCIワールドチーム18チームに対し、例年盛り上がるのが特別招待チーム(ワイルドカード)の選出。
2017年のワイルドカード4チームをいま一度見てみましょう。
Cofidis, Solutions Crédits (フランス)
Direct Energie (フランス)
Fortuneo-Vital Concept (フランス)
Wanty-Groupe Gobert (ベルギー)
上記3つのフランスのチームは、スター選手も抱え、ツールでの実績もまずまず。いわば順当な選出と言えるようです。
一方、Wanty-Groupe Gobertワンティ=グループ・ゴベールは、自転車大国ベルギーにあってグランツールは未経験。今回初のツール・ド・フランス参戦となります。
設立は2008年。ベルギー企業をスポンサーに持ち、国内のクラシックレースを主戦場としてきました。2011年にはUCIプロコンチネンタルチームに昇格。昨年のUCIヨーロッパツアーではチーム1位を獲得し、めきめき頭角をあらわしてきたチームです。
2017年度はベルギー人を中心に20名の選手で体制を組んでいます。
勢いに乗り、ツールのダークホースとなるか。レース展開が楽しみですね!!
2016年UCIヨーロッパツアー個人12位のKenny Dehaes (Wanty-Groupe Gobert)
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