【ルマンの伝説のパイロット フレデリック・ソッセ】


今日ご紹介するのは、世界で勇気のシンボルと称えられるフレデリック・ソッセです。そのフランス人パイロットが、自らの名をル・マンの歴史に残しました。


2016年のル・マン24時間に参加したフレデリック・ソッセには、パイロットとしては大きなハンディキャップがありました。元々マシンスポーツをアマチュアで楽しんでいたソッセは、2012年、感染症のため、腕も、足も失くしてしまったのです。昏睡から目覚めたフレデリック・ソッセは、病気に負けたくない一心で、ル・マン参戦を決意。2013年には自分のチームSausset Racing Team 41を作り、2016年、ルマン24時間で完走を果たしました!彼のマシン、Morgan LMP2はこちら。




結果は36位で、優勝には及びませんでしたが、病気に対しては圧倒的な勝利だと言っても過言ではないでしょう!アレッサンドロ・ザナルディ、クレイ・レガツォーニというチームメイトとともに、フレデリック・ソッセはスポーツへの情熱の強みを示しました。夢をいっぱい持っている新世代に、こころの持ちようひとつで出来ない事なんてない!と伝える素敵な実例でしょう。






フランスエクスプレス
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