バイヨンヌ 「生ハム祭り」


 フランス領バスクの中心都市であるバイヨンヌは、その生ハムで世界中に知られています。その他の名物にチョコレート、塩などもありますが、市民に一番人気なのは、間違いなくジャンボン・ド・バイヨンヌという生ハムです!

その名物は人気がありすぎて、生ハム祭りが誕生しました。しかも、出来たばかりのお祭りではなく、500年以上の歴史をもつお祭りなのです。始まりは1462年、今年で第555目になりました。


ただ、生ハム祭りって一体何をするのでしょう?


実は4日間にもわたり、様々なイベントがあります。「一番美味しい生ハムコンテスト」、「ハムオークション」、「バスク・ペロタ(ラケットボールのような競技)大会」、「ラグビーの試合」、「バザー」、「オムレツコンテスト」、「生演奏」などです!可愛い豚さんの牧場もありますが、いつか生ハムになるなんて考えると、ちょっと寂しいですね。



1462年当時の生ハム祭りとは大分変わったのでしょうね。現在はハムだけではなく、バイヨンヌ市やフランス領バスクの名物・伝統・料理などを幅広く楽しめるお祭りへと発展しました。フランスの是非ともお勧めしたいイベントのひとつです!









フランスエクスプレス
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