たいていの場合、約2時間前に着いて搭乗手続きをし、飛行機に乗るための通過点にすぎない空港。でもそれだけではもったいない!と声を大にして言いたい設備が盛りだくさんなのが、パリの空の玄関口シャルル・ド・ゴール空港です。
ヨーロッパ最大級のハブ空港、シャルル・ド・ゴール空港(またの名をロワシーRoissy)は、
空港内のさまざまな施設も充実。1000以上のブランドと280以上の店舗があり、面倒な免税手続きなく、1ユーロから免税価格でのショッピングが楽しめます。
2016年11月には、ターミナル2内にゆったりとしたラウンジ「Instant Parisアンスタン・パリ」がオープン。パリのアパルトマンの雰囲気をイメージしたその広々とした空間は、誰でも無料で気兼ねなく利用することができます。
内外の書籍約300冊を備えた図書スペースや、タブレットを利用して自由に映画をみることができるAVスペース、オーガニックカフェやキッズスペースもあり、まさに至れり尽くせり!
乗り継ぎに7時間以上の時間がある人には、80室を備えたホテル「Yotel」がおすすめ。ダブルルームは59ユーロから、シャワーだけの利用は15ユーロからと、コスパに優れる価格設定です。
美食の国フランスらしく、空港内にはミシュランのスターシェフ監修のレストランも複数。本店で予約が取れず残念な思いをした人にも、堅苦しいのが苦手な人にも、出国前のひと時にぜひ気軽に利用していただきたいと思います。2020年までには、8人のスターシェフの出店が予定され、各ターミナルに1店舗以上のグルメレストランがお目見えすることになります。
これからは、もう少し早く町を離れて、「空港を楽しむ」というのも、旅の一場面に加えてみてはいかかでしょうか?
*写真はイメージです