パリで葡萄収穫祭


ワイン祭りと聞くと、ボルドーの「メドックマラソン」ボーヌの「栄光の3日間」が思い浮かぶ方が多くいらっしゃると思います。
ですが、今日はパリのワイン祭りをご紹介致します。

パリでなぜワイン祭りなの?と訝しく思われる方もいらっしゃると思います。
映画「アメリ」によって注目を浴びたといえばそうモンマルトルです!ここに小さなブドウ畑があることをご存知でしょうか?


サクレクール寺院はいつ見ても壮観です。

このブドウ畑はパリ市が所有し、通常は行っても鉄柵に囲われカギがかけられ中には入れない・・・そんな場所です。

内側のドアノブはコルク抜きがモチーフとは粋ですね~


しかし、年に1度、一般開放(入場要予約)の瞬間が訪れます。それこそが、La fete des vendanges de Montmartre(モンマルトルの葡萄収穫祭)なのです。


2016年の様子

時代を遡ること12世紀、モンマルトルの修道女たちによってブドウの木が植樹され,ルイ6世の妻アデル・ド・サヴォアによって創始されたという長い歴史を持つブドウ畑です!

このお祭りは1934年以来、10月の第2週目の週末に開催され今年で84回目(10/11-15)だそう。
毎年1,500本ほどのワインが出荷されます。貴重な”Clos Montmartre”が入手できるチャンスです。

ブドウ畑訪問はお祭り前の期間10/5~7、10/9の連日決められた時間に開催され、入場券は9/19の10時から(現地時間)予約開始です。


その他にも、展示会、コンサートなどの催しも盛りだくさんのお祭りです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?










フランスエクスプレス
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