豪奢な街並みと赤・黄色・黒の国旗を見ると、「他の国に来た！」という実感がわきます。
ブリュッセルには南駅と中央駅があり、フランスからの電車は南駅に止まるので注意しましょう。
「南駅＝ブリュッセル・ミディ駅」
「ミディ」には「お昼」という意味以外に、「南」という意味もあります。
私は見事に迷いました。
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さて、今回の目的は、もう一つの駅「中央駅＝ブリュッセル・セントラル駅」のそばにある美術館BOZAR
コンサートホール付きの歴史ある建物で、館内の建築＆ブックストアを見るだけでも面白いです。
この夏は、大きな企画展が２つと、小さな企画展が２つ、開催されています。
◎ジェフ・ウォール展 Jeff Wall
◎ポーランドのアーティスト展 The Power of Fantasy
◎2011年ブリュッセル新人賞展 Prix de la jeune peinture belge 2011
◎ドキュメンタリー写真展 Beyond the document
全部見ると２時間ほどかかります。
オススメはカナダ人写真家のジェフ・ウォールの展示と、ポーランドの展示。
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ジェフ・ウォール展は、ジェフ・ウォールの代表作だけでなく、彼が影響を受けた写真家・アーティスト・映画監督
などがずらーっと展示されています。
ダイアン・アルビュスやオーギュスト・サンダーのような有名写真家のオリジナルの展示もありました☆
フランソワ・トリュフォーやジャン・ユスターシュ、パオロ・パゾリーニ、ミヒャエル・ハネケらの映画が見られるコーナーも。
ジェフウォールの新しい作品の中で印象に残ったのは、2010年の「木から落ちる少年」 という写真。
３メートルｘ２メートルくらいの大きさでした。
広い庭にある木から、1人の少年が落ちている途中 という写真です。
他の写真と同様、メトロにある広告のように、蛍光灯で後ろから照らされています。
庭は平和なのに、状況は暴力的で、２つのコントラストが印象的な写真です。
あのまま落ちたら本当に痛そう・・・。
というわけで、ブリュッセルのBOZAR, おすすめスポットでした。
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