【ナポレオンの愛した女、ジョゼフィーヌ|オテル・ドゥ・ジョボで過ごすパリ旅】


ナポレオン・ボナパルト。フランス史に名を遺すこの英雄を夢中にさせた女性がいます。

その名をマリー・ジョゼフ・ローズ・タシェ・ド・ラ・パジュリ(Marie Josèphe Rose Tascher de la Pagerie)。没落貴族の出身でありながら、浪費家で奔放、多くの浮名を流した彼女こそが、ナポレオンの最愛の妻であり、永遠の話し相手。ナポレオンだけが彼女を、親愛の情をこめて「ジョゼフィーヌ」と呼んだといわれています。

ふたりのヒストリーを少しだけたどってみましょう。

ジョゼフィーヌがナポレオンの求婚を受けたのは、32歳の時。最初の結婚でもうけた二人の子どもを連れての再婚でした。当時ナポレオンは26歳。ふたりはそれぞれの年齢のサバを読んで、同い年として婚姻届けを出したのだそうです。

結婚から程なくイタリア遠征に従事したナポレオンは、戦地から何度もジョゼフィーヌに愛の手紙を送ります。対してジョゼフィーヌはといえば、返事も送らず、周囲にその手紙を見せて笑いの「ネタ」にしていたのだとか。

結婚後も浮気を繰り返していた彼女が、ようやくナポレオンへの愛に目覚めた頃には、彼の心は冷えていました。「子どもができない」ことを理由にジョゼフィーヌと離婚。

打ちひしがれた彼女は、パリ郊外のマルメゾン城で、大好きなバラを育てながら余生を過ごします。ナポレオンの退位後は、衰えを隠せず、急逝したといわれています。

一方、離婚後も「良い話し相手」としてマルメゾン城にジョゼフィーヌを訪ねたナポレオン。その生命の最期にも、彼女の名前を呼んだのだそうです。


この恋多き女にオマージュを捧げるホテルが、パリ・マレ地区に誕生しました。それが今回ご紹介する「オテル・ドゥ・ジョボHôtel de JOBO」。ホテルの名は、もちろんジョゼフィーヌ・ボナパルトJoséphine Bonaprteからとったものです。

最新のモードと、古い貴族の館が混在するマレは、パリっ子を虜にする人気のエリア。その中心にあって、オテル・ドゥ・ジョボはまさにマレのエッセンスをたっぷりと含んだホテルです。17世紀の修道院を改装、売れっ子のデザイナーがその内装を手掛け、伝統と最先端がミックスした24室の「愛の巣」が完成しました。館内はジョゼフィーヌが生きた時代のファブリックが忠実に再現され、バラ、蝶、ブラック・スワンなどのモチーフが飛び交っています。彼女を体現したゴージャスなゴールドやパンサー柄、そしてサングラスをかけたジョゼフィーヌ……あとはどうぞその目でお確かめください!





奔放に生きながらも、パートナーを成功に導く「女神」であったジョゼフィーヌ。その世界観に出会いに、オテル・ドゥ・ジョボを訪れてみませんか?それとも、パリの滞在をこの場所で、ナポレオンとその最愛の妻のように情熱的に過ごしてみませんか?

フランスエクスプレスが自信をもってご案内いたします。


 






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