夢のようなル・マン24時間


 去年に続き、2回目のフランス旅行は、去年に比べ有意義な時間を過ごさせて頂きました。ディズニーランド、ガルニエ宮、ノートルダム寺院、モンサンミッシェル… 日本も素晴らしい国ですが、フランスとはやはり感覚が違うようです。日本は機能的な建物は外観までそれっぽくしがちですが、ヨーロッパ、とくにフランス人の外観の美しさへの拘りは日々のモチベーションにもすごく影響している気がしました。
 
 さて、そんな1週間のクライマックスは、1923年の第1回から90周年を迎えたル・マン24時間レース。今回はレース前日、金曜日にTGVを予約し、休息日に足を運びました。
 
 予選、決勝では入れないコース、ピットにも、休息日には入ることができました。ピットのガレージでマシンのサスペンション、ブレーキ、エンジンが剥き出しにされ、それぞれの車のメカニズムを間近で眺めさせて頂きました。写真は、トヨタTS030ハイブリッドが決勝に向けメンテナンスされている場面です。コース上では、歴代のル・マンを走り勝利を収めた名車がズラリと勢揃いしていました。日本からは、日本車として初めてル・マン優勝を記録したマツダ787Bが登場し、人々の注目を集めていました。また、ジャッキー・イクスさんを初め、伝説のドライバーのお姿も随所で拝見でき、本当に夢のようでした。その後、ル・マン中心地のパブリック広場にて、賑やかにドライバーズパレードが開かれ ました。来年以降、初めてル・マンに行こうとお思いの方に、是非、休息日を訪れるのをおススメしたいです。


※無断転載はご遠慮ください。
 
 さて、翌日からはいよいよ決勝。パリからバスでル・マン入りしました。観客にとっても、24時間完走するのは大変なこと。とにかくマイペース、無理せず過ごすのが一番です。ル・マンの夜は寒いです。特に今年は雨が降ったりやんだり、気温の変化も激しかったので、体調管理は重要でした。今回私たちを連れて行って下さった、寺嶋民男さんの力なくしては、24時間完走はできませんでした。観客にとっても過酷な24時間でしたが、日曜日の3時、無事ゴールを迎え、表彰式をコース上で迎えることができました。入賞者だけでなく、自分たちも表彰されているような気分になりました。
 
 日本に帰ってから、出発前に比べ、自分に自信がついた気がします。この気持ち、是非来年も皆さんと分かち合いたいです。現地でお世話になった山口さん、寺嶋さん、本当にありがとうございました。


Staff Comment
長旅お疲れさまでした。フランス旅行を楽しんで頂けて、嬉しく思います。
今回は前日の金曜日にルマンにいらっしゃるということで、列車手配をお手伝いさせて頂きました。
お客様の方が我々よりも色々なことをご存知でしたので勉強させていただきました。どうもありがとうございました。

現地担当者共々、またお会いできるのを楽しみにしております。








**********************************
フランスエクスプレス
フランスエクスプレス
**********************************