今日のフランス偉人シリーズ ジャンヌ・ダルク


リュック・ベッソン監督作の「ジャンヌ・ダルク」と言う映画をご覧になられた方はいらっしゃると思います。実はジャンヌ・ダルクと言う人は、フランスの歴史上、重要な人物です。


ジャンヌ・ダルクが1412年に、Domrémy(ドムレミ)と言う小村に生まれた女性でした。有名になったのは、男として戦場に出て、実績を誇ったからです。


伝説によると、敬虔なジャンヌが13歳のごろ、ある日、大天使・聖人の声が聞こえる事になりました。その大天使・聖人が当時の後継者であるシャルル7世を迎えに行くのをジャンヌに命じました。当時のフランスはシャルル6世が体調が悪く、フランス王家は内乱が勃発し、荒れていました。この問題で弱くなったフランス王国がイギリスに侵略されました。その時、イギリスが行ったオルレアン包囲戦に対してジャンヌダルクはフランス軍隊を支えようと、落ち込んでたフランス軍を奮起させ、包囲を破壊しました。ジャンヌ・ダルクの一番有名なセリフといえば「Follow me(フォロー・ミー)」ですね。


その後、民族に信用を失ったシャルル7世を戴冠が出来るように手伝いました。そのお陰で、ジャンヌダルクはフランスで英雄になりました。反対にイギリス人は悪魔のように捉えていました。1430年にジャンヌは捕らえられ、イギリスに売られました。一年後、ルーアンに火刑に処されました。


ジャンヌ・ダルクがイギリスとフランスの100年戦争の主人公だと言うのは過言ではないでしょう。こちらは、シャルル7世の戴冠とジャンヌダルクが描かれているパリのパンテオンに展示されている油絵です。是非ご覧ください!










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