今日からはフランス温泉巡りをしてみましょう!
フランスで温泉というとスパ(Spa)と呼ばれますが、その名は温泉地始まりの地、ベルギーにある街スパに由来するとか。
フランスでは良質なお水が涌出る場所があり、その数々の源泉から取られたお水は現在、日本でもよく見かけるミネラルウォーターになっています。
第1回目はパリから南に300Kmに位置するオーベルニュ地方にあるVichy(ヴィシー)です。
ガロ・ロマン時代(紀元前3世紀から紀元5世紀後半までの間の時代)から療養地だったヴィシーは17世紀セヴィニエ侯爵夫人が湯治場として使い、病が回復したところからヴェルサイユ貴族たちに伝わり一躍、湯治ブームとなったと言われています。
現地では温泉を飲むことも出来ます。蛇口が並んでいて飲むことができ、ペットボトルで水を持ち帰る人々の姿も。
スパ療法(テルマリズム)にはヴィシーの6つの源泉が使われ、現在でも、療養所としてもリフレッシュする場所としても人々から愛されています。
ヴィシーには5つ星ホテルVICHY CÉLESTINS SPA HÔTEL があり、そこでは
3日間湯治体験にも似た、ヴィシーメソッド体験が出来ます。
診察によってその人に見合った、食事・スポーツ・温泉・エステ・デジタルデトックスなどさまざまなプログラムを組み立て疲労回復へと導いてくれるようです。
疲れた体を癒しにフランスで湯の旅してみませんか?