ツール・ド・フランスのルート沿いの町~ 「ブレスト」


今日は来年のツール・ド・フランスのルートを沿って、第6ステージに向かいましょう。ブレストからミュール・ド・ブルターニュまでの181キロのステージで、そのステージの出発地がフランスの有名な洋菓子の名の由来と関係を持ってます。


パリ・ブレスト(Paris-Brest)と言うガトーはご存じでしょうか?日本のケーキ屋さんには見た事ある形もいらっしゃると思いますが、実はこのお菓子の由来はサイクリングに世界と特に深い関係を持っているのです!


1910年にピエール・ギファールの依頼で発明されました。そのパリ・ブレストの形をよく見ると、車輪をか象っていることがわかりますね。

元々は、ピエール・ギファールがフランスの名高いパリ・ブレスト・パリのサイクリングレースの主催者でした。そのレースをアピールするため、メゾン=ラフィットのパティシエに自転車の車輪の形のお菓子を依頼しましたと言います。



現在はパリ・ブレスト・パリのレースは無くなりましたが、このケーキはフランスパティスリーのショーケースに今なお見ることが出来ます。フランス人が好きなお菓子の一つです。


日本のケーキ屋さんで、パリ・ブレストを見ることがあるかもしれませんが、サイズが違います。フランスで伝統的なパリ・ブレストを作ってるパティシエが30~50センチまでの直径で作っています。

フランス旅行するなら、パリ・ブレストが欠かせない物です!パリにはパリ・ブレストを発明したケーキ屋さんがまだ営業してますので、現地で本物を味わってみませんか?










フランスエクスプレス
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