フランス 陶器巡り ①ムスティエ焼き


フランスの陶器の歴史、一番古いものはムスティエ・サント・マリーという南フランスプロヴァンス地方の山合の村にあります。
フランスの最も美しい村としても認められ、美しい自然の中にひっそりとたたずんでいます。
交通が不便で、専用車で行くしかたどり着けない村ではありますが、陶器の歴史と可愛らしさに惹かれてわざわざ足を運ぶ価値ありの小村。



1668年イタリア修道士たちが村へ立ち寄り、白い陶器の作り方を伝えたところからこの村での陶器づくりが始まりました。その後ルイ14世が金銀食器を控えるようにとの政策から重用され始めたのがこのムスティエ焼き。

熟練の職人によって一枚ずつ手書きで作成された陶器は大量生産は難しく、いまでも高級陶器としての地位を保っています。



村には可愛らしいムスティエ焼きを販売する陶器屋さんやアトリエが立ち並び、観光客をひきつけています。陶器博物館に行けば、歴代名工の作品の鑑賞もでき、色やデザインの歴史の流れを見ることができるでしょう。









フランスエクスプレス
フランスエクスプレス

  • フランス陶器
  • ムスティエ・サント・マリ
  • ムスティエ焼
  • 南仏