サミット２０１１開催地のドービル（ドーヴィル）映画「男と女」の舞台

サミット２０１１はフランスのドービルで開催されました。新聞に菅首相がオバマ大統領と「ホテル　ロワイヤル・バリエール」で会談という記事を見つけこのホテルが「男と女」の１シーンに登場したことを思い出しました。
フランス映画史上の残るこの映画は巨匠クロード・シュ監督の出世作。当時無名だった監督のこの作品が１９６６年のカンヌ映画祭でいきなりグランプリを獲得、フランシス・レイの美しい音楽と斬新なカットの映像は当時センセーショナルとなりました。



このホテルはジャン・ルイ・トラティニヤン演じる主人公ジャン・ルイとアヌーク・エメ演じるアンヌが、夕食を共にして一夜を過ごす場所として登場します。
メインディッシュを終えた二人に給仕が「何かデザートはいかがですか」と尋ねると、ジャン・ルイが意を決したようにぼそりと「部屋を」と伝えるシーンは今でも語り草になっています。
二人とそれぞれの子供が遊ぶ海岸のシーンもホテルの前のビーチ。
世界の首脳にはこの地でのロマンスは無縁でしょうが、ぜひお二人でこのホテルにお泊り下さい。映画も必見です。

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