北フランスのピカルディー地方とノルマンディー地方の間にあるジェルベロワは、「フランスで最も美しい村々」に登録されている可愛らしい村。
特徴は、ノルマンディーやブルターニュらしい「木組みの家」と、ピカルディーやフランドル地方らしい「レンガ造りの家」、中世からの「石の家」が混在しているところです!
「薔薇の村」とも呼ばれるこの村は、6月の薔薇祭で知られていて、フランス人やイギリス人の観光客が多く訪れます。
お祭シーズン以外でも、村中が花で溢れています。
なぜ、ここが薔薇の村になったのでしょうか。。

☆ジェルブロワの歴史☆
百年戦争の舞台となったジェルブロワの村は、イングランドの領主が支配していたため、フランス軍によって破壊されました。
その後、再建が進み、中世からあったサンピエール教会が復活。
18世紀には、レンガ造りの市役所が建てられました。その建物は裁判所を経て博物館となりました。
19世紀には戦争の影響で町の経済が衰退している頃、この特徴ある街並みに惹かれた画家がいました。
ポスト印象派のアンリ・ル・シダネル Henri le Sidaner です。
アンリは1901年からこの村に住み、自分の家をバラで飾り、ジェルブロワの城壁を見事なイタリア式の庭園にしました。
さらに、町の人々にバラの育成を勧め、街中をバラでいっぱいにしました。
1928年には、最初のバラ・フェスティバルが開催され、以来今日までその伝統が続いています(6月第3週)
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