セザンヌが晩年を過ごしたアトリエ


エクサンプロヴァンスで生まれ育った画家としては、ポール・セザンヌが特に有名です。近代絵画の父と称され、りんごなどの静物画で知られる画家です。20代の頃には一時的にパリで暮らしていましたが、40代になったころにはまたエクサンプロヴァンスに戻ってきます。

そのセザンヌの晩年のアトリエが、エクサンプロヴァンスに今も保存されています。セザンヌ自身によって設計されたこの建物、クリーム色の壁に赤い窓がなんともオシャレです。敷地内には緑も多く、のどかな雰囲気に包まれています。アトリエ2階の制作部屋は、セザンヌが最後にこの部屋を使用したままの姿で残されています。絵の具やパレットなどの画材もそのままに、また描かれていた静物も彼が置いたままの状態が維持されており、あたかもセザンヌがまだそこにいるかのようにも思われます。描く静物にも並々ならぬ愛情を注いでいたことが、そこかしこから感じられる素敵なアトリエになっています。

芸術に携わっている方はもちろんのこと、そうでない方にも、絵画史上に革命を起こしたセザンヌの息遣いが感じられるアトリエです。こちらを訪れた後は、セザンヌの愛したサント・ヴィクトワール山もまた違ったように見えるかもしれません。


南仏の村々と世界遺産を巡ります。もちろんエクサンプロヴァンスも!


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