スズランを贈る習慣は、フランスに文化をもたらしたとされるケルト人の風習が始まりとされています。彼らの間では、春のシンボルがスズランであり幸福を呼ぶものであったというのです。4月が近づいてくるにつれ、フランスの街角のお花屋さんにはスズランが並びます。スズランは高地の植物なのでフランス国内でも場所によっては摘みにいこうにも生えていないことがあります。しかし5月1日だけは特に許可がなくとも誰でもスズランを販売することができるようです。「スズランを贈りたくても花屋ではもう売り切れているのではないかしら・・・」という心配はご無用です。当日は街中のそこかしこにてスズランが売られています。
日本でもこの5月1日にスズランを贈る風習は、徐々に根付いているようです。今年はみなさまも大切な人にスズランを贈ってみてはいかがでしょうか?
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