ルノワールと「舟遊びをする人々の昼食」~印象派を巡る旅


印象派絵画は絵画史上に革命を起こしました。印象派の出現によって絵画の主題からは宗教色がなくなり、日常を描いた作品が頻繁に制作されるようになりました。

印象派を代表する画家の一人、ルノワールも親しみのあるテーマの絵画を描き続けていた画家です。その柔らかさと優しさに満ちた作風は、見る者をどこか穏やかな気持ちにさせてくれます。印象派の画家として活躍しながらも、生涯作風が変化し続けたルノワールは最終的には印象派と決別することにもなります。そのきっかけとなったのが「舟遊びをする人々の昼食」という作品です。この作品は第7回印象派展に出品されますが、これを最後に作風は一変します。ルノワールの転換期としてもこの作品は重要視されています。

ルノワールにおいて重要なこの「舟遊びをする人々の昼食」は、シャトゥーという街にある「フルネーズ」というレストランのテラスで描かれたものです。このレストランは今も営業しており、毎日豪華なお料理が給されています。弊社ではこのレストランで夕食をするツアーもございます。ジヴェルニーやルーアンも訪れます。印象派絵画のお好きな方はぜひどうぞ!



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