モネの愛した町・ジヴェルニー

印象派で最も有名な画家のひとりといえばクロード・モネです。膨大な数の「睡蓮」の連作を残しました。フランス北部のノルマンディーにあるジヴェルニーという町にモネがアトリエを構え、さらにそこに池を作ってこの「睡蓮」を描いていたのは有名な話です。モネはこのジヴェルニーに多くの人を招きいれていました。中にはピサロやシスレー、セザンヌなどもいましたが、みなモネに絵を講評してもらうためだったと言います。

モネがに居を構えたときにはまだ美しい庭や睡蓮の池はありませんでした。後にこの庭は彼の最高傑作だと言われるまでになりますが、睡蓮の池が作られたのはそれから10年も経ってからであると言われています。木でできた日本風の太鼓橋やエキゾチックな情緒を醸し出す植物のレイアウトが独特の美しさを生み出しています。またこのジヴェルニーには印象派美術館という小さな美術館もあります。毎年オルセー美術館の協力にて現代美術の展覧会が開催されています。ここは元々アメリカの作品を主に展示する美術館であったと言います。

またこのジヴェルニーにあるクロード・モネ通りの中心には、モネへのオマージュとも言える彼のお墓があります。ここにある教会の裏の墓地に彼は眠っています。彼の作品だけでなく、彼のお墓参りをすることで「睡蓮」などのモネの作品もまた違って見えてくるかもしれません。


ジヴェルニーはもちろん印象派ゆかりの地を巡るツアーはこちら！

フランス旅行専門店【フランスエクスプレス】　クオリティの高い旅をコーディネート