この日行われたのはニエル賞、フォワ賞、プティクベール賞の3つのレースですが、このうちニエル賞とフォワ賞を制したのは何と日本馬でした。まずニエル賞を制したのはキズナ。このレースは世界デビュー戦ともなっていましたが、日本調教馬としても初めての優勝となっています。父ディープインパクトの果たせなかった凱旋門賞への雪辱も背負いながらの出走となりますが、まずはこのニエル賞が世界に対する大きなアピールとなりました。
またフォワ賞を制したのはオルフェーブルで、これにてフォワ賞連覇を達成しています。最終的に3馬身もの差をつけるほどの結果には圧倒的なものがあります。肺出血により宝塚記念を回避し、渡仏後も帯同馬との接触により軽傷を負っていましたがやはり「強いオルフェーブル」は健在でした。凱旋門賞ではキズナとオルフェーブルどちらが勝つのかも予想がつきません。
ここまでくれば日本馬初の凱旋門賞制覇や日本馬による上位独占の可能性も濃厚です。今年は例年以上に熱い闘いが繰り広げられそうです。凱旋門賞開催まであと3週間足らず。今年もますます見逃せません。
2013年10月6日(日)
凱旋門賞@ロンシャン競馬場
2013年凱旋門賞観戦ツアーはこちらの日程で行われる予定です
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