光の祭典@リヨン


リヨンといえば、フランスで2番目に大きい都市ですが、地理的にもさまざまな食材を新鮮なまま運送できる場所に位置していることや、3つ星レストラン「ポール・ボキューズ」があることから、グルメ都市としても名高い町ですね。

そんなリヨンの魅力的なクリスマス・イベントをご紹介します。その名も、

Fête des Lumières(光の祭典)!
12月6日(金)~12月9日(月)

期間中、リヨンの家々にキャンドルが飾られ、町全体が光の美術館へと変身します。

リヨンは映画の発明者として知られるリュミエール「Lumière(光の意)」兄弟の出身地。彼らの名にちなんでいるとしか思えないこのイベントではありますが、実は彼らが映画の発明を公表した1895年よりも古い歴史を持っているようです。

それは1852年12月8日のこと。リヨン旧市街フルヴィエールの丘の頂上に彫刻を設置することを記念して、イベントを行うことになったものの、悪天候により教会側は一時延期を言い渡します。それでも、市民たちの情熱は止められず、夕刻になると各家庭がろうそくの灯をともし始め、最終的には町中が光に満ち溢れるまでになった―というのがこのイベントの始まりなのだそうです。

ロマンチックで美しいだけでなく、リヨン市民一人一人の情熱に支えられたこの「光の祭典」、ちょっと立ち寄ってみませんか☆

《光の祭典》を見に行くイベント はこちら!


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