今回はその古城群のなかで最も有名なアンボワーズ城の近くにあるクロ・リュセ城をご紹介したいと思います。
シャンボール城やアンボワーズ城、シュノンソー城ほどメジャーではないですが、クロ・リュセ城も年間25万人もの観光客が訪れる人気スポットです。
12世紀に建立され、以来、王政時代をはじめ様々な歴史的変遷をともにしてきたこの城、16世紀にはイタリアの芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチが時のフランス国王フランソワ1世に呼び寄せられ、最期のときを過ごした場所としても知られています。
そんなクロ・リュッセ城には、ダ・ヴィンチの寝室が当時のまま残されているばかりでなく、芸術のみならず建築や科学技術においても秀でていた彼の発明品の復元モデルなども展示され、ルネサンス期を彷彿とさせる調度類とともに当時の雰囲気をお楽しみいただくことができます。
イタリアのトスカナ地方に生まれ、ヨーロッパ各地を転々としてきたレオナルド・ダ・ヴィンチが「終の棲家」にした場所、きっとそこには人の心を惹きつけて病まない魅力が隠されているはずです。一度行かれた方も、まだ行かれていない方も、ちょっと訪れてみませんか。

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