そう、ミディピレネーはスペインにとても近い場所。
「ミディ」は南仏のこと、「ピレネー」はフランスとスペインの国境になっているピレネー山脈のことを指します。
この地方のすごいところは、一言で言ってしまえば、
中世都市が密やかに生きながらえている、そういう感じがします。
もっとも、決して平穏な時を重ねてきたわけではありませんけれども。
今最も注目されつつある人気の地方ですが、なかなかわからないことも多いので、ちょっと詳しく見てみようかな、と思います。
まずは、トゥールーズから。
ミディピレネーのなかでは最も大きい都市です。フランスで4番目くらいですかね、規模としては。
でも学生人口がとても多くて、学生都市としてはパリに次いで2番目なのだとか。
赤いレンガ色の建物が多いことから、「薔薇色の都市」として知られます。何だか縁起が良さそうな町ですね。
エアバスの工場があって、最近エアバスの博物館が遂にオープンしたことでも知られています。
市街地にはちょっと個性を感じさせる歴史ある建造物がチラホラ。
立派な市庁舎、サンセルナン・バジリカ聖堂、ジャコバン修道院、然り。
てくてく歩いていると、思わず「へぇ~」と感嘆しちゃいます。
この町の魅力を隅々まで味わいたい場合は1泊ではちょっと難しいかもしれません。
でも、ぐるりと半日お散歩するだけで、ちょっと親しみが湧いてきそうです。
[4月25日(土)トゥールーズ発]
聖地へと続くミディピレネー地方 コンクなど巡礼地や美しい村を訪ねる旅
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