【フレンチバスクの小さな村エスプレットEspelette】


ピレネー山脈をはさんでフランスとスペインの両国にまたがるバスク地方は、歴史的にも文化的にも独特な地域。いろいろな謎にあふれるところです。いわゆるバスク人とされる民族は系統が不明で、Rhマイナス型の血液型を持つ人の割合が非常に多いのだそう。どの言語系統にも似ていない非常に難解なバスク語が大切に守られ、公用語がフランス語やスペイン語の国にあって、話者は今も約65万人にのぼるといいます。学校でもバスク語の教育が今もなお続けられているのだそうです。


今日はそのバスク地方のフランス側、ピレネー・アトランティック県の小さな小さな村エスプレットを訪ねてみましょう。

エスプレットEspeletteはスペイン国境から約10km、バスク海岸までは車で約30分という立地。人口は2000人ちょっとながら、年々増加傾向なのだそうです。フレンチバスクの他の町よりも、ここではバスク語を耳にする機会が多いかもしれません。


この村の特産物は、村の名前にもなっているエスプレットという名の唐辛子。日本や韓国で食べる唐辛子よりも辛さはマイルドで、野菜のような感覚で郷土料理(バスク料理)に使われます。バスク料理は、それ自体が旅の目的となるほどツーリストの人気も高く、この地方の観光資産のひとつ。にんにく、玉ねぎをはじめ、野菜を多用した品々は、日本人の口にもよく合います。



伝統的なバスク料理、アショア(上)とピペラード(下)

秋になると村の家々のファサードやバルコニーは、収穫した唐辛子で飾られ、その赤が白壁に映えて、この村独特のかわいらしい景観を生みだしています。10月の最終週は唐辛子まつりFête du Pimentが行われ、小さな村は大にぎわい。

バスク地方の村々は、公共の交通機関ではなかなか行きにくいのが実情ですが、エスプレットまでは最寄りの大都市バイヨンヌBayonneからバスが出ています。所要時間は1時間程度。せっかく小さな村まで足をのばすのですから、ぜひ白壁に赤か緑の鎧戸が特徴のバスクメゾンのホテルに一泊してはいかが?バスクリネンのインテリアのなかで、心づくしのバスク料理を楽しむことができることでしょう。

フレンチバスクの小さな村エスプレット。唐辛子のつるされたのどかで可愛い風景に会いに、この秋訪れてみませんか?








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