2001年に「芸術や歴史的な街」と指定されているフォントネー=ル=コントがバ・ポワトゥー地方の中心地でした。フランスには、「芸術や歴史的な街」と指定されてる町がおよそ130か所があります。「フォントネー=ル=コント」が指定された理由は、その歴史的な建物や伝統の保存に対する街の努力によるものです。
では、街の芸術や歴史的な建物を見学しましょう。
Notre-Dame教会(ノートル・ダム教会)
歴史的記念物と登録されているNotre-Dame de Fontenay-le-compte教会が街の歴史の最も長い遺跡を持ってます。その遺跡が教会の地下にある地下聖堂です。11世紀ごろ建てられたという地下聖堂が、当代にロマネスク教会の存在と証拠をあげます。
教会自体はほぼ15世紀のゴシック建築で、17世紀の高さ82メートルの塔が町に屹立しています。
Château de Terre-Neuve (テール・ノーヴ城)
Terre-Neuveはバ・ポワトゥー地域の豊かな経済発展の遺産です。こちらの建物も歴史的記念物と登録されており、フォントネー=ル=コントの傑作といわれてます。街の最盛期であった16世紀に建築された建物として、評価の高い所です。フランソワ1世が当代の街に”美しい精神が湧き出る噴水と水源”とういモットーを与え、経済的や知的に盛んな時期でした。現代までは連綿と続く大家達がお城の整備に力を入れ、素晴らしい壁掛け、油絵、暖炉、家具が見られます。
Puy St-Martin ピュイ=サン=マルタン修道院
ランチェスコ会の厳修会派に属するPuy St-Martinピュイ=サン=マルタン修道院がフォントネー=ル=コントに位置し、当代の名の高い作家や医師がその街を通りました。その1人はフランス・ルネサンスを代表する人文主義者であるフランソワ・ラブレーで、ここで哲学、神学、ギリシア語などを学びました。
地名の由来
フォントネー=ル=コントは前史時代からの定住地でした。その存在の重要な理由は泉の場所でした。フォントネーと言う言葉の語源がFontaine”泉”で、その泉が地名の由来となりました。現代もその泉が街の紋章として掲げられており、市内には綺麗なフォンテーヌ・デ・カットル・ティア泉があります。
フォントネー=ル=コントが様々な観光をするのに魅力的な宝を持った街といえるでしょう。
ツール・ド・フランスのルート沿いの町~シリーズの次の旅先がナポレオンの街とも語られている”ラ・ロシュ・シュール・ヨン”となります。ツール・ド・フランスの魅力の一つは、毎年フランスの新しい村や街を訪問できるところですね♪