中心となる街はニースですが、ラグジュアリーな滞在となれば都心から少し離れた鷲の巣村「エズ(Eze Village)」へと歩を進めてまいりましょう。
鷲の巣村とは。
切り立った断崖から眺める海は絶景を味わうことができます。
エズ周辺に人が住みだしたのは紀元前2000年ごろと言われています。
今でこそ風光明媚な鷲の巣村ですが、構造は、中世時代に敵から攻め立てられるのを防ぐための要塞として機能していました。迷路のような石畳の狭い道は敵にとっても侵入がしにくい構造となり、高台からは外敵の動きを見張ることができました。
またエズは療養のためにと南フランスに居住した哲学者ニーチェに縁があることでも知られています。鉄道のエズ駅からエズ村までを結ぶおよそ1時間30分の険しい坂道は『ツァラトゥストラはかく語りき』の構想を考えながら歩いたとして有名で、「ニーチェの道」として現在でも親しまれています。
そんなエズ村にその絶景を独り占めといっても過言ではないラグジュアリーホテルが存在しています。
*Chèvre d'Or(シェーヴル・ドー)*
鷲ノ巣村エズの中に位置するホテル。40室の居室は全て形や内装が異なっています。
2つ星レストランが併設されており、海を臨む絶景を楽しみながらロマンチックな夜をお過ごしください。
夏は夜9時ごろまで明るいコートダジュールの海をお部屋からゆっくりと日が沈んでいく景色をお楽しみいただけます♪