この町は16世紀に中国から渡ってきた磁器の技術がヨーロッパで花開いた地。原料となるカオリナイトが発見されることにより、1771年から作陶が始まり、各地に製陶所が設立されました。
19世紀中ごろよりは、リモージュ全盛期を迎え、とりわけアメリカへの輸出が成功。
名実ともにフランスの作陶の技術が世に認められました。

リモージュにはアドリアン・デュブーシュ博物館という美術品蒐集が大好きだったデュブーシュの寄贈によって成り立つ大きな美術館が存在しています。200年のリモージュ焼きの歴史をたどるにはもってこいの美術館ですね。

リモージュ市は焼き物の町つながりで、愛知県瀬戸市とも姉妹都市協定を結んでいるそうです。