印象派に描かれた小さな港町 オンフルール


 ノルマンディの旅行といえば、有名なのはモンサンミッシェルですが、モンサンミッシェルへの寄り道として
是非お勧めしたい小さな町が港町オンフルールです。

日本人は印象派の画家が大好きですが、この小さな町は印象派の画家たちが多くスケッチに訪れた場所でも
あります。オンフルール生まれのウージェーヌ・ブータンもモネを誘ってこの町をスケッチしているそうです。
この小さな町、どこを切り取ってもとても絵になります。木組みの家、港のヨット、かわいい雑貨やさん・・・
印象派といえば、光と風景の溶け具合が絶妙ですが、印象派を魅了した理由がここに立って見るとひしひし
分かります。観光ガイドやネットの写真では分からない魅力があるので、是非モンサンミッシェルに行く前に
降りたってほしい場所です。







また、有名なエリックサティの生誕の地でもあります。
こんなに自然の美しさとおしゃれな街並みに育ったサティだからこそ、後世に残るお洒落な音楽を作曲できたの
だな、と改めて納得してしまいます。サティの生家も残され、代表曲「ジム・ノペティ」などの曲が白いピアノで
自動演奏されています。サティの生まれ故郷で彼の曲を聴けるのもこの町を訪れる醍醐味です。








最後にお勧めするのは、1995年に完成したノルマンディー橋です。
この橋はル・アーブルとオンフルールを結ぶ巨大なつり橋です。この橋のおかげで短時間で両方の街を行き来する
ことができるようになりました。日本でも今人気のしまなみ街道の橋に似ています。ちなみにしまなみ街道にある
多田羅橋とは姉妹橋となります。オンフルールの旧港からもその流線形の美しさを見渡せますが、実際のドライブ
でその橋の高低差を楽しんでみて下さい。ジェットコースター並みの迫力を満喫できます。
どちらもノルマンディーの景色を存分に楽しめるお勧めスポットです。



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フランスエクスプレス
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  • オンフルール サティ ノルマンディー橋