コルシカ島はイタリア半島の西に位置するフランス領の島です。コルシカ島は「海にそびえる山」と呼ばれ、島の大部分が山岳地帯です。そのためコルシカ島の名産として知られているのは栗やみかんなどの山の作物です。その他には豚肉加工品もまたコルシカ島名物です。コルシカ島では山がちで平地が少ない地形上、小麦の栽培には不向きだったために、栗が主食とされていたそうです。
そのコルシカ島の伝統菓子のひとつ〝カニストレリ(canistrelli)″。お土産屋、スーパー至る所で見つけられます。ちんすこうのような少し硬めの歯ごたえのある焼き菓子です。カニストレリには栗の粉や小麦粉、ハチミツ、卵などが使われています。栗の粉を使っているため、普通のビスケットとはまた違く、少し渋い味がします。またフレーバーも豊富でレモン、オレンジ、白ワインやアーモンドなどがあります。レモンのフレーバーにはセドラと呼ばれるコルシカの名物として有名な大きいレモンの皮も混ぜられているのも特徴です。
地中海で最も美しい島・コルシカ島。「その地の伝統料理を食べる」ということは旅行には欠かせません。是非コルシカ島にご旅行される方は〝カニストレリ″を味わってみて下さい。
☆コルシカ島ツアー
コルシカ島 地中海に浮かぶフランスの秘境