
ブルターニュ地方に位置するロリアン(Lorient)という町では、毎年8月国境を越え、ケルト民族・文化の祭典「ケルト民族音楽祭」が開かれます。残存するケルト語派の言語が話される国であるアイルランド、スコットランド、マン島、ウェールズ、及びブルターニュの人々を中心に世界各地から4500人もののミュージシャン、ダンサーなどのパフォーマーが集まり、地元の民族衣装を着て、連日さまざまなステージをこなすほか、町のいたるところで無料の音楽演奏やパフォーマンスを行います。ケルトの文化を発信する国際フェスティバルです。


2019年の開催予定は8月2日(金)から8月11日(日)までの10日間となります。
このフェスティバルでは毎年テーマがあり、2019年のテーマは「ガリシアの年」です。ガリシアとはスペインの北西に位置する地方で、カストロと呼ばれるケルト系の部族が暮らしていた集落跡が残り、ケルト文化圏の一つとされています。
今でも大切に守られ、受け継がれるケルトの文化。是非このイベントでその独自の文化を感じてみてはいかがですか?


またブルターニュ地方はガレットやシードル、塩キャラメルなど数多くの名物、郷土料理が存在します。この機会に文化と食の両方を楽しむ充実した旅をフランス・ブルターニュで!

