闘牛に反対!動物保護団体の70万人が署名 アルル&ニームの闘牛場


AFP通信によると、6つの動物保護団体(全て合わせた会員数は70万人にのぼる)が5月1日、文化大臣のフレデリック・ミッテランに、闘牛の文化財登録を止めるよう、要求しました。

署名した動物保護団体のメンバーは「大多数のフランス人と同じく、私たちはとてもショックを受けています。芸術作品と精神の創造を奨励して援助するはずの文化大臣が、闘牛場で死ぬまで拷問される動物の悲惨な見世物を保護するなんて」と嘆いています。

フランスの闘牛は、2008年以来アルルに本拠地を置く国立闘牛文化オブザーバーの主導で、2011年4月22日に無形文化財に登録されています。(以上APF5月1日の記事)

あまり日本では知られていませんが、スペインだけでなく南フランスでも闘牛が行われています。プロヴァンス地方のニームとアルルが有名です。反対する人々も多い一方で、脈々と受け継がれているイベント。南仏のカフェで話したお兄さん(アルル在住)は、闘牛の日の体験を嬉々として語っていました。けが人も多いですが、楽しみなイベントだとのこと。結局、無形文化財登録は継続されるのかどうか、今後の動向が気になります。

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