アルル写真フェスティバル2011 開幕!クリス・マルケル特集


今日から南仏のアルル写真フェスティバルが始まります!

展示自体は9月18日まで続きますが、今週1週間はイベント・ウィーク。
サイン会や講演会、交流会、映画のプロジェクションなどが行われます。
カタログ販売やポートフォリオレビュー、短期研修などもあり
写真関係者が大集合。

あまり興味が無い人でも、歴史的なアルルの街並みに素敵な写真が飾ってあるのを
眺めながら歩くのはスペシャルな体験ですよ♪ 

クリスマルケルの「ラ・ジュテ」に出てくるオルリー空港


フェスティバルの内容を御紹介します・・・

◎イベント◎
個人的には今年はメイン展示に参加しているクリスマルケルの特集と映画上映、メキシコ特集とドキュメンタリー&講演会
などが気になっています。
もちろん、毎晩深夜に行われるプロジェクションや受賞作の紹介、VOIE・OFFのプロジェクションもに注目。それは当然。
(公式フェスティバル”イン”に対し、対抗して出来た”オフ”がある。ブロードウェイでも「オフ・ブロードウェイ」があるような感じです。)
私が期待していたロック・ミュージシャンのライブは今年は無いようですが、クリスマルケルの映画が観られるなら楽しい夜になりそうです。クリスマルケルって誰?という方は、レンタルビデオ屋さんで「ラ・ジュテ」という映画を借りましょう!!第三次世界大戦を描いたSF映画です。そして3回くらい観ましょう。(1回では良く分からないからです。笑)

◎展示1 マニフェスト(メイン)◎
・クリスマルケル特集(Chris Marker)
・ワンチンソン特集(Wang Qing Song)
・From Here On というテーマで36人の写真家が展示します。中には日本人の作家も☆

◎展示2 共和国◎
メキシコの写真家特集 

◎展示3 ドキュメンタリー◎
・メキシコ
・ニューヨークタイムズ30年

◎展示4 視点部門◎
・ミシェル ブヴェ
・新人賞、アルル・フェスティバル賞
・カタログの賞
・過去の入賞作品のレトロスペクティブ


フェスティバルのホームページは、写真を見ているだけでも何だかワクワクします☆
詳細はこちら。

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クリスマルケル

ジャン=ポール・サルトルのもとで、ギー・ドゥボールとともに哲学を学ぶ。第二次世界大戦中、ナチスに抵抗したフランスの地下組織マキ (抵抗運動)に参加。この頃からあらゆることをメモしていたことから「マーカー」(Marker)というニックネームが付いたといわれる。その後ユネスコの職員として世界中を飛び回る機会を得る。多くの社会主義国を訪れ、映画作品、雑誌の記事として記録する。第三次世界大戦後の世界を舞台に、時間と記憶をめぐるSF短編映画『ラ・ジュテ』(1962年)で国際的な評価を得る。通常どおり撮影したフィルムをストップモーション処理したスチル写真のモンタージュで構成され、シンプルかつ効果的なナレーションで語られる。「フォトロマン」と称されるこの作品は、ジャン=リュック・ゴダール監督の『アルファヴィル』(1965年)や『未来展望』(オムニバス『愛すべき女・女たち』の一篇、1967年)、および押井守監督の『紅い眼鏡』(1987年)、『アヴァロン』(2001年)に影響[1]を与え、テリー・ギリアム監督の『12モンキーズ』(1995年)の原案ともなる。(ウィキペディアより)

 








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