Centre Pompidou-Metz (ポンピドゥー・センター・メス)


20105月にフランス北東部の都市Metz(メス)にパリのポンピドー・センターの分館ができました。

Centre Pompidou-Metz(サントル・ポンピドー・メス)はフランスにおける初めての文化施設分散化プロジェクトです。ポンピドー・センターの地方分権化のアイデアは2002年に立ち上がり、カーン、モンプリエ、リヨン、ナンシー、リール、メスといった様々な都市が候補に挙がりました。メスがその中でも選ばれたのは、鉄道駅や町の中心地からのアクセスのしやすさ、新しい区画整備の一環として計画できること、ヨーロッパの中心に位置し戦略的な地理条件が良かったこと、TGV(高速鉄道)によるアクセスのしやすさといった様々な利点があったからだそうです。

 

サントル・ポンピドー・メスは開館から
1年が経過し、パリ以外のこういった施設の中で記録的な来場者数を記録しました。20105月の開館以来80万人の来場者を記録しています。サントル・ポンピドー・メスの建築を担当したのは日本人建築家の坂茂(ばん しげる)氏とフランスのJean de Gastines(ジャン・ドゥ・ガティンヌ)氏のチームです。

 


美術館内部からはメス中心部が一望できます。美術館の中から、美しい写真を眺めている・・・そんな気分に浸れるのは、この美術館ならではの醍醐味です。


サントル・ポンピドー・メスがあるメスはパリから
TGVでわずか1時間半の場所にあり、美術館は駅から徒歩5分に位置しています。メスにはシャガールのステンドグラスが見られる大聖堂があり、ロレーヌ地方の名物であるキッシュ・ロレーヌや果物のミラベルを楽しむことができます。



メス中心地



Cathédral Saint-Étienne de Metz(カテドラル・サンテティエンヌ・ド・メス)
シャガールが手がけたステンドグラスを見ることができます。

METZ「メッス」新・ポンピドゥーセンター+LILLEパリの建築&アートを巡る|日本語アシスタントがご案内します











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