ガズコーニュ地方はフランス南西部、ボルドーの下からスペイン国境、大西洋とピレネー山脈に囲まれた地域です。
このレストランはガスコーニュの山側の料理をメインに揃えていて、名物は大型のグリルで自火焼きの肉料理。

メニューには1人前から20人前までの肉の塊のグリルが並びます。羊、鴨、鶏、豚、そしてそれらの中でも部位によって値段が違います。一番高いのは豚の丸焼き20人前で270ユーロ、一人に直すとそんなに高くないのでグループにはいいかも。羊のジゴ(モモ肉)の丸焼きで110ユーロですが、4-5人でももてあますボリュームでした。
とにかく豪快に焼いて塩コショウでいただく、シンプルですが微妙な焼加減と肉本来の旨みをストレートに味わえます。今日は前菜にガスコーニュの生ハム、メインに黒豚のグリルを注文しました。


ここの生ハムは名物らしく、どのテーブルのお客さんも注文しています。微妙な塩加減と生肉に近いしっとり感、肉の旨みがたまらない。生ハムは「値段=旨さ」が当てはまるのですが、この値段でこの味はビンゴです。
メインの黒豚グリルも中々のお味。テーブルに置いてある岩塩と荒引き胡椒をかけて好みの味に調整します。
ワインの品揃えもガスコーニュの地ワインが中心で25ユーロから60ユーロと極めてリーゾナブル。
店内インテリアもシンプルでどちらかと言えば現代風。
1階はバー、2階がオープンキッチンスタイルでキッチンの中央にある大型グリルが「おいしく肉焼くぞー」というメッセージを強烈に投げかけています。


下のバーで簡単なつまみは食べられるのでワインだけもで楽しめます。
この日は土曜日で下のバーもレストランも満席。前回はたしか火曜日?だったけどそのときも満席。
レストランで食事するなら予約するか8時前に行ったほうがいいですね。
オペラから徒歩で10分、詳しくは下記HPで確認してください。
レストラン J'GO