ルーブル美術館を違う角度から楽しむなら、古代エジプトセクション


 世界3大美術館のうちのひとつ、ルーブル美術館。モナリザやミロのヴィーナスによってあまりにも有名です。美術の教科書に載っているような西洋絵画の傑作で埋め尽くされていますが、ルーブル美術館の魅力はそこにとどまりません。

たまには西洋絵画以外のものも見てみたいという方は、古代エジプト美術のコーナーに足を運んでみてはいかがでしょうか。シュリー翼を進むとスフィンクスがたたずんでおり、ここがパリだということを忘れてしまうほどの異国情緒が漂っています。そこには古代エジプトのお墓や10メートルを越える巨像など、どうやってここまで運んでこれたのかが疑問になるような展示品も多くあります。当時の暮らしをうかがわせる展示コーナーもあり、思わず笑ってしまうかのような滑稽なデザインの展示品もあり、肩肘はらずに見て周ることもできます。その一方で棺に施された装飾や、彫刻作品には洗練された造形のものもあり、芸術品としても価値の高いものも鑑賞することもできます。

4大古代文明のうちのひとつである古代エジプト文明の文化は、芸術にそれほど親しみのない方から専門家まであらゆる方におたのしみいただける懐の広さがあります。また彫刻家ジャコメッティや画家フランシス・ベーコンなど、古代エジプト美術に影響を受けた芸術家も多くいます。そんな彼らの衝撃もここで味わえるかもしれません。


まずはルーブル美術館ガイドつきツアーで基本を抑えてみたい方はこちら

小さなスフィンクスも並んでいます フランス旅行専門店 フランスエクスプレス












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