そもそもこのサマータイムが考案された最も大きな理由は、エネルギー資源の節約のためでした。できるだけ遅くまで太陽の光を利用することが目指されていたのです。このように地球の未来を案じる一方で、サマータイムは夏のバカンスをより長く楽しむためでもあったというのが大きいようです。誰だってより長く海辺で寝そべっていたいものですが、国家ぐるみでバカンスを楽しむ制度が整えられるとは驚きです。フランスではこのサマータイム制度は1917年に導入されました。この制度がEU圏で採用されたのはそれから60年ほど経った1980年からになります。やはりフランスはバカンス先進国なのでしょう。
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