夏を満喫するためのサマータイム


フランスのサマータイムは3月の最後の日曜日からとなっています。今年は3月31日の夜中2時からでした。サマータイムはご存知の通り、それまでより時間を1時間遅めます。このサマータイムへの移行の日起こる一番の問題は、寝る時間が1時間減ってしまうということです。なんと恐ろしいことでしょうか。毎年この日は、街中が嘆きの声で埋め尽くされています。このサマータイムは10月の最後の火曜日までつづきます。

そもそもこのサマータイムが考案された最も大きな理由は、エネルギー資源の節約のためでした。できるだけ遅くまで太陽の光を利用することが目指されていたのです。このように地球の未来を案じる一方で、サマータイムは夏のバカンスをより長く楽しむためでもあったというのが大きいようです。誰だってより長く海辺で寝そべっていたいものですが、国家ぐるみでバカンスを楽しむ制度が整えられるとは驚きです。フランスではこのサマータイム制度は1917年に導入されました。この制度がEU圏で採用されたのはそれから60年ほど経った1980年からになります。やはりフランスはバカンス先進国なのでしょう。

フランスやヨーロッパにお出かけのみなさま、時間が1時間ずれておりますのでご注意くださいませ。


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