古代ギリシャ神殿風のマドレーヌ寺院


ゴシック建築が集まるパリ市の中で異彩を放っているのが、マドレーヌ寺院です。この寺院はカトリック教会としては極めて珍しく、古代ギリシャの神殿を思わせる建物になっています。

当初は教会として建設が進んでいたこのマドレーヌ寺院は、フランス革命とともにその計画が中止となりました。その後はかの有名なナポレオンが戦没した兵士たちを称える設備とするよう方向転換を図りました。しかしその後ナポレオンも失脚してしまったために、この建物を本来の用途である教会として使用することになったのです。二転三転する世相を反映するかのようにマドレーヌ寺院はこのような姿となりました。

この教会には太陽の光がほとんど入らない造りになっていますが、そのぶん石造り建築の存在感をありありと感じられるものとなっています。このマドレーヌ寺院にはマグダラのマリア祀られていて、入り口右側には聖母マリア像も見られます。厚い石の壁で囲まれたこの教会にいると、キリスト教徒でなくともマリアに守られているかのような心地になります。


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