古きよき時代のパリとアール・ヌーヴォー


19世紀末のヨーロッパに興った芸術運動にアール・ヌーヴォーがあります。花や植物や昆虫などの自然物を曲線的かつ装飾的に表現したもので、絵画だけでなく工芸品や建築まで多岐にわたっています。絵画ですとアルフォンス・ミュシャのポスターが特に有名です。このアール・ヌーヴォーは日本の浮世絵の影響があるとも言われており、我々にはどこか親しみやすさもあります。

パリでもこのアール・ヌーヴォーは盛んであったことから今でもその名残りをそこかしこに発見することができます。一番お目にかかれるのはメトロの入り口です。メトロの地上からの入り口の階段にある緑のツタのようなアレです。エクトール・ギマールによるデザインのこの装飾は、パリの風景に一層の情緒を加えています。またアール・ヌーヴォー工芸品ならオルセー美術館にも多数収蔵されています。アール・ヌーヴォーが栄えていた時のパリは、ベル・エポックと呼ばれる華やかで繁栄した時代の中にありました。その頃の雰囲気とともに美しい工芸品がお楽しみいただけます。

またマドレーヌ寺院から徒歩30秒の位置にあるピナコテーク美術館でもアールヌーヴォー展が行われています。工芸品を中心にポスターなどが展示されています。古きよきパリの姿をぜひご覧ください。


アール・ヌーヴォー展 L'art nouveau
ピナコテーク・ド・パリ1号館 Pinacothèque 1
28, place de la Madeleine, 75008 Paris
2013年4月18日(木)~9月8日(日)
開館時間:10時30分~18時30分(水曜日と金曜日は21時まで)




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