このようなルーブル美術館の手広い収蔵品の中で特に異彩を放っているのがアフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ・セクションかもしれません。人体や動物が生命力あふれる造形によって表現されており、その存在感は静かな迫力を持って見るものに訴えかけてきます。そしてこのセクションの中で一際目をひくのが、やはりモアイ像でしょう。イースター島からよくここまで持ってこれたものです。モアイを一度は見てみたいけれど南米チリまで行くことはできないかもしれないという方にもルーブル美術館はおすすめです。実物は想像以上に巨大なので心の準備ができていても驚きます。
このアフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ・セクション、ルーブル美術館の愛好家の中でもその存在は知られていないことが多いです。それというのもこのセクションはドゥノン翼の1階にひっそりとたたずんでいるからです。館内からはドゥノン翼2階の端にあるスペイン絵画セクションのさらに奥にある階段を降りないとたどり着けません。実はこんなところに階段があるのです。さらにここはポルト・デ・リヨンというルーブル美術館の隠れ入場口とも直通です。こちらの入り口は他のものと違って人も少ないので待ち時間もほとんどなく入場できます。ぜひここから入場してモアイを見に行ってください。
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