この修道院はピレネー山脈東部の山、カニグー山の奥深くにあるカトリック教会の修道院です。
【修道院 内部の写真です】
通常は、ここを訪れるためには山の麓から山道をひたすら40分かけて登ります。とはいってもハイキングとして楽しめるコースですので、晴れた日にはお弁当を持っていきましょう!
7月・8月のシーズンは、予約をすると専用車で上ることも出来ます♪
詳しくは弊社まで調査をご依頼ください♪
たどり着いたなら美しいその姿に疲れが吹き飛び、心朗らかになります。
~サン・マルタン・デュ・カニグー修道院の歴史~
この修道院はサルダーニャ伯ギフレ2世の発案によって建設が始まりました。977年頃から建設が始まったと考えられています。
発案者のサルダーニャ伯ギフレ2世はこの修道院で余生をおくり、1049年に静かに眠りにつきました。
この美しい修道院で静かに永遠の眠りについたのです。
1506年に修道院はフランス王家の管理下に置かれ、1782年、ルイ16世によって教会財産は国有化されました。
フランス革命後の恐怖政治時代に、最後の修道士らが追放された後で修道院は閉鎖され、その後修道院内の財物は四散してしまい、建物の石材は周辺住民によって建設資材として転用され、回廊の柱頭や彫刻・家具などは持ち去られてしまいます。
【修道院 北ギャラリーの写真です】
修道院の再興は20世紀初頭に着手されます。
1902年にカタルーニャ人であるペルピニャン司教ジュール=ルイ=マリー・ド・カルサラード・デュ・ポン(Jules-Louis-Marie de Carsalade du Pont)が再建をはじめましたが、この時点では鐘楼、一部崩壊した教会堂、および下層部回廊の3歩廊しか満足に残されていなかったため、この再建作業は1932年まで30年の歳月を必要としました。
1952年から1983年にかけて司祭ベルナール・ド・シャバンヌが修道院の修復工事を行い、サン・マルタン・デュ・カニグー修道院を復興し、今の姿があるのです。
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