今回はフランスの地方サラダについてのお話です。
日本で有名なフランスのサラダに、
La salade niçoise/ニース風サラダがあります。
目に鮮やかですね。
調べてみるとレシピはいろいろで、
こうじゃなきゃニース風サラダと言わないというのもなさそうなのですが、
”本当のニース風サラダ”というレシピより、
材料は
*トマト
*卵
*アンチョビ・フィレ
*ツナ
*ニース産オリーブ
*セベット(白ネギ)
*ラディ(ラディッシュ)
*パプリカ
*インゲン
*キュウリ
*オリーブオイル
*塩、胡椒
*ヴィネガー
だそうです。
きっとアンチョビやトマト、ツナ、オリーブなんかが南仏風だからですかね。
私が食べたのはジャガイモが入っていたような気が・・・。
そしてこちらはあまり知られていませんが、わが町LYONにも
立派なLa salade lyonnaiseリヨン風サラダがあるんですね~。
わ=!拍手)))

あぁ、これこれ。
真ん中のふわふわした白いものはポーチドエッグです。
これをどのタイミングで食べるかってのが、
けっこう楽しみなんですよね。
ポーチドエッグの”とろ~っ”が美味しいです。
私はニース風サラダより、こちらの方が好きです。
材料は
*カリカリのベーコン
*ポーチドエッグ
*サラダの葉っぱ(前回ご紹介のフリゼ)
*クルトン
*ニンニクのみじん切り
*シブレット
*塩、こしょう
*赤ワインヴィネガー
なのですが、
”なんでこれがLYON風なの?
ベーコンと卵ってリヨンの名産品?
ねぇねぇ、なんで?”と友人に聞いたのですが
”知らないよ!君はいつもなんでが多い!”
とキレられてしまいました。
いくら調べても解明できずじまいです。スミマセン。
こちらはリヨンのレストラン街の
あらゆるリヨン料理レストランで食べられます。
ポーチドエッグの作り方は、
通常、お酢を入れたお鍋のお湯にそーっと卵を落とし、形を整えるののですが、
レストランで働いていた友人はラップに卵を割り入れ、包み、輪ゴムでしばり、
(てるてる坊主を逆さまにした状態)
それをお湯の中に落として作っていました。
うん、合理的。
これなら何個もいっぺんに作れますね。
ちなみにLa salade japonaiseと検索したところ、
なんだか白菜の芯のところと人参の千切りに
お酢ベースのドレッシングをかけたものにヒットしました。
紅白なますでも作りたかったんですかね。
他、いろいろ珍妙なサラダがヒットしますので、
興味のある方は検索してみて下さい。