カルバドスに引き続いて、フランス産最高級ブランデーと言えば欠かせないコニャック/アルマニャックをご紹介いたします。
ボルドー北、コニャック周辺で作られたものを「コニャック」ボルドー南部で作られたものを「アルマニャック」と呼んでいます。
まずはブランデーの名前の由来は・・・
フランスで作られたVIN BRULEE(焼いたワイン)がオランダへ入り、「ブランデウェイン(Brandewijn)」として輸入されるところからブランデーへと名前が変わりました。
高級ブランドのイメージで定着しているものがコニャックです。
ユニブラン種という辛口白ワインに使用される品種のぶどうを原材料とし、蒸留したのち、オーク樽で2年以上熟成させて完成します。
ボルドー南部を中心に120KM圏内で栽培されたブドウをつかって作られたものがアルマニャックと呼ばれるブランデーです。フランス最古のブランデー、ルイ15世が愛飲していたとの歴史があります。
バ・アルマニャックBas-Armagnac、アルマニャック・テナレーズArmagnac-Tenareze、オー・アルマニャックHaut-Armagnacの3地域は土の質が違っており、とりわけバ・アルマニャック産のものが上質なものとされています。

コニャックよりも香りが豊かなのが特徴。美食家たちはこぞって、食後にはコニャックよりもアルマニャックを選ぶそうです。