Notre-Dame-du-Haut(ノートルダム・デュ・オー)の名を持つ礼拝堂が今日ご紹介する建築です。
もともとがカトリック・ドミニコ会の巡礼地として建てられた礼拝堂。中世時代からの礼拝堂が第二次大戦に破壊されたことにより、住民たちからの願いあり、コルビジュエが手掛けることで1955年に再建されました。
コルビュジエはロンシャン礼拝堂に対して以下の言葉を残しています。
「私はこの礼拝堂を建設するにあたり、沈黙の場、祈りの場、平和の場、そして内なる喜びの場を創造したいと望みました。」
初期建築に謳われていた近代建築5原則の姿は影を潜め、礼拝堂としてはかなり斬新なデザインとなっています。
ル・コルビジュエ平和への祈り込められた建築を見に行く旅してみませんか?