le week-end@LYON


遊園地、カラオケボックス、漫画喫茶、バッティングセンター、スーパー銭湯、そして居酒屋・・・。
日本にはたくさんの遊び場がありますね。
リヨンには、そのような娯楽施設はありません。
でも、娯楽施設に頼らずとも、へっちゃらなのです。
日曜も町では観光名所周辺を除いて多くのお店はお休みします。レストランやカフェでさえも。でもみんな素敵に週末を過ごせるんです。例えばピクニックもそのうちの1つ。春もやってきたことなので、今日はリヨンのおすすめピクニック・スポットの紹介です。

まずはローヌ川沿いにあるParc de la Tête d'or/パーク・ドゥ・ラ・テット・ドール。
117haもある(東京ドームにして24個分!?)、おっきな公園です。入り口だけでも7つあるのですが、とりあえず入って道なりに歩いてみると、10haの湖(冬になると一面氷が張ります)が見えてきたり、いつの間にか小さな動物園に到着していたり(象だってきりんだってちゃんといます)、放し飼いの鹿が何十匹もいる原っぱに出たり、570種のバラを咲かせるバラ園、温室植物園が現れたりと、とにかく広いです。その他には子供達がボート遊びをする池やミニ機関車、メリーゴーランド、バスケットゴールにサッカー場もあり、くまなく公園を回れば一日つぶれます。
私は鹿のいる原っぱが一番好きで、他をとばして、飽きずによく鹿を眺めていました。”あの昼寝しているの、かわいいな。”などと思いながら・・。もちろんひろ~い芝生もあるので、みんなでピクニックも楽しめますし、一人で公園を散策後、芝生に寝っころがって本を読んでもいいですね。入場料は無料。さすがフランス。

もう一つのおすすめが、Parc de Gerland/パーク・ドゥ・ジェルラン。
サッカーチーム、オリンピック・リヨネの本拠地スタジアムの近くに位置する公園です。こちらは前出の公園とは対照的に、80haの広さを覆い尽く芝生、木、花。と自然を満喫できる公園です。こちらもすぐ近くにローヌ川がゆったりとながれているので、川からの風が心地良いです。また公園内に人工の小川が流れています。
春の日差しのもと、寝転がれば頬に当たる芝生と鼻をくすぐる緑の匂い、そしてそよいでくる風に小川のせせらぎ、野鳥の声。文句なしに春眠なんとやらですね。夏の暑い昼間を過ごした後、夕方、夜風に当たりにきても気持ちよいです。

友達とワイワイ、ピクニックのお供にはやはり美味しいバゲット、チーズにハム、リエット、ピクルス、そして果物に赤ワインなんていかがでしょう。(私は1回テリーヌ型に大量に茶碗蒸しを作って持って行き、取り分けづらい上に食べづらく、大失敗しました。)
フランスの美味しい物についてのお話はまた別の機会に。ア・ビアン・ト!

Parc de la Tête d'or 最寄り駅/Massena (メトロB線)
Parc de Gerland 最寄り駅/Stade de Gerland(メトロB線 )







フランスエクスプレス
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