ローマ時代の水道橋ポン・デュ・ガール


かつて地中海地方で栄華を極めた古代ローマ帝国の影響は今もヨーロッパ各地に残っています。数多く残された遺跡の中には建設から2000年近く経過しているのにもかかわらず、今でも人々を圧倒するかのような存在感を放っているものもあります。

その中の一つが南仏のガルドン橋にかかる世界遺産・ポン・デュ・ガールという水道橋です。ローマ帝国では都市部に安定した水量を供給するために多くの水道が建築されました。ローマ水道と言われるこれらの水道は古代ローマ帝国の遺した偉大な業績のひとつであると言われています。この水道は高度かつ精巧な技術による土木建築です。ことポン・デュ・ガールでは橋が傾斜しているために、ポンプなどの技術を必要としなくても重力のみの力によって毎日600万ガロンもの水を送ることができました。

このポン・デュ・ガールは建築されてから人々に水を送り続けていたのみならず、その存在感から人々を魅了し続けてきました。今はもう水道橋としての役目を終えていますが、古代ローマ時代に実現した高い水準の土木建築の凄みは全く損なわれていません。どれだけ時が過ぎてもゆるぎない堂々たる水道橋の姿は必見です。



世界遺産や芸術家ゆかりの地を巡る南仏ツアー!もちろんポン・デュ・ガールも訪れます


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